丹羽宇一郎講演録ベストセレクション
- 作者: 丹羽宇一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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- 「会社は誰のものか」といえば、それは「株主のもの」。(けれど)「誰のもの」ではなく「誰のため」かを論じなければいけない。(p.72)
- エリートというのは、選ばれた者です。選ばれた者は、国民の期待に応えていかなくてはなりません。(中略)まずはそういう自覚を持ってほしい。(p.116)
- どれほど大企業であっても、国民全体の数に比べたら人数なんてたかが知れてます。数が少ないだけに、その総意でまっとうな結果など出てこないのです(p.143)
- 技術があっても、お金がなければ実用化できません。同じように、ニーズを知らなければ社会を変えるほどの革新には至りません。(p.170)
- けれども今必要なのは、そうした理念や言葉よりも、まず食べ物です。そしてそれを一刻も早く実行に移すことです。とにかく彼らが死なないようにしなくては、すべては始まりません。(p.184)