Rays and Waves

tdswordsworksによる映画・音楽・アート・書籍などのレビューや鑑賞記録。

いまから3年間、英語をぶっ倒れるくらいやりなさい

毎年10月のグーグルの内定式では、学生たちに対して「いまから入社までの半年間は英語しかやらなくていい」と私はいつも言うんです。日本語はもうこれ以上やってもたいして伸びない。だから邦画を観たり、日本語の本を読んだりするのをやめて、英語漬けになりなさい、と。

(中略)

読むことに関しては、単語を覚えることが大切。私は「ひたすら単語を毎日眺める」ことをお勧めしています。単語集を毎日1ページだけなんてやっても意味がない。自分のレベルに合う数千語に関しては、1単語1秒でいいので、単語集の最初から最後まで毎日見ないといけません。人と同じように、毎日顔を合わせていると自然と覚えられるようになるものです。そうやって、最終的にはビジネスに困らない「1万語を覚える」のを目標にしましょう。

リスニングは「筋トレ」の最たるものだから、上達するにはひたすら「聴く」しかない。毎日1時間を3年間、つまり合計1000時間も英語を聴けば、なんとか聴き取れるようになるものです。このとき、自分のレベルよりも高くてスピードの速い英語を聴くこと。そうやって筋トレと同じように、自分の耳に負荷をかけていくんです。

村上式の英語勉強法は、1日3時間くらいは必要。実際に私は31歳から始めて3年間、寸暇を惜しんで単語帳を眺めたりしていました。(以下略)

CORRiER Japon August 2010 p.98 "English the Easy Way" File 2: 村上憲郎