DRAGON BALL
2009年11月13日「セカンド・ブリーチ」より整理のため再掲
- 作者: 鳥山明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/08
- メディア: コミック
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実は1度も読んだことの無かった、べジータ・フリーザ編を、通勤の往復の間を使って、1日3~4巻ずつ、続けて最終巻まで読破!
ラディッツ登場からトランクス登場までを話の区切りとして捉えると、この部分って、敵も味方も、要はレベルアップ競争をしてるだけですよね?界王拳使ったり超サイヤ人になったり、悟空は急に強くなって、フリーザとの戦いも、格闘というよりは、真の力・真の姿の見せ合いっこと言った方がいいでしょう。
逆に見どころは、フリーザと悟空に実力で劣るべジータの戦略的な行動。べジータファンが多いのに、やっと納得できました。
あと、物語が進むにつれて、べジータやピッコロが徐々にツッコミ役として扱われるようになるのがおもしろいですね。
「神様といってもデンデだぞ・・・」「まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな・・・」は、詳しい人ならどこかのシーンがすぐ思い浮かびますね。
今回セル編・ブウ編を改めて読んで好きになったキャラがミスター・サタン。実は、「1度も死んだことが無い」唯一の地球人。
べジータや悟空だけでは集められなかった地球の元気は、ミスター・サタンへの信頼があったからこそ集まり、ブウを倒すことができた。それが例え取り繕ったものであっても、信頼で世界を救えるというメッセージは、とても教訓的で、長編マンガのラストに相応しいと思います。