Rays and Waves

tdswordsworksによる映画・音楽・アート・書籍などのレビューや鑑賞記録。

愛のむきだし

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愛を恥じるな。変態を恥じるな。これこそ真の純愛ドラマだ!

たしかに237分(3時間57分)という上映時間は冗長かもしれないけれど、これ以上はどこもカットできないというとこまで絞りきった、常に真剣勝負の展開。120分超のメジャー配給映画は退屈してしまうことも多いけど、この「愛のむきだし」は4時間弱、まったく飽きることなんて無かった。くだらないカットと重いカットのバランスも絶妙。

安藤サクラの個性に注目。「むずかしい恋」「俺たちに明日はないッス」に続いて出演作を観ることができたが、今作も際立っている。