Rays and Waves

tdswordsworksによる映画・音楽・アート・書籍などのレビューや鑑賞記録。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

SOMEWHERE

ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞という箔がない状態で観たらどう評価しただろう?と考えてみたけれど、どう言っても名作。映画表現の理想と現実について、僕が映画に対して抱く憧憬と嫌悪について、ソフィア・コッポラ監督ならではの視点で実に的確に描ききっ…

名前のない少年、脚のない少女

事前にどんな映画なのか(舞台背景とあらすじ)を掴んでおかないとわけがわからない感じのまま物語が進んでしまう。誰が生きてて誰が死んでるのか、どのシーンが妄想でどこからが現実なのか、敢えて曖昧にしている、おれの苦手なタイプの映画。序盤は退屈だ…

現代芸術の企画展としては最高評価をあげたい!美術展レビュー「MOTアニュアル2011」

MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方 MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方 展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO 田窪恭治展 風景芸術 田窪恭治展 風景芸術 展覧会|東京都現代美術館|MU…

アーキテクチャの生態系―情報環境はいかに設計されてきたか/濱野智史

アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか 作者: 濱野智史 出版社/メーカー: エヌティティ出版 発売日: 2008/10/27 メディア: 単行本 購入: 99人 クリック: 1,146回 この商品を含むブログ (263件) を見る かなり前に買って積読状態だった本…