Rays and Waves

tdswordsworksによる映画・音楽・アート・書籍などのレビューや鑑賞記録。

BECK

D


BECK」。なんてコメントしづらい映画だー。賛辞は月並なことしか言えそうにないし、不満を言ったらネタバレになるし、批判は的外れになりそう。売れっ子の監督と俳優を集めて膨大な制約の中で作られた娯楽作。但し、俺にとってシンパシーを持てる大きな物語(使い古された言葉で言い換えるなら青春ストーリー)は貴重であることも確か。

けれど、この作品に対するある批評(http://bit.ly/9eEAHP)で、細切れのカット、脇役の中途半端な扱いなどは、映像表現の完成度としては不満だけど、それがマンガ的表現だ、と説明されると納得。